ねんりんピック富山2018
全国から1万人2日から6日まで
監督兼選手 柏倉勇二(松園A班)
第31回全国健康福祉祭とやま大会「ねんりんピック富山2018」の開会式が3日富山市の県総合運動公園陸上競技場で行われ4日間にわたるシニアのスポーツと文化の祭典が幕を開けました。
全国から60歳以上の選手ら約1万人が集まりました。県内15市町村でテニスやマラソン、弓道、囲碁、将棋など過去最多の27種目が実施されます。
秋晴れの下、開会式では各都道府県、政令市の選手団が雄大な立山連峰を望める同競技場を力強く入場行進しました。
大会会長で富山県知事の石井隆一氏、スポーツ庁長官の鈴木大地氏の出席がありました。
岩手県選手団結団式
大会に先立ち、11月2日夜近くのホテルで県主催の結団式が開催されました。県理事長のあいさつがあり各参加選手の紹介、そして各種目毎に壇上で決意表明を行いました。その後お互いの交流を深めました。尚、全種目、関係者の参加人数は179名でした。
合同開始式交流大会
開会式の後、14時15分から15時15分まで合同開始式交流大会が富山きときと空港で開催されました。
森富山市長のあいさつにつづき表彰式が行われました。ここで岩手県から参加した高橋則雄さんが高齢者表彰を受賞しました。その後イベント披露等行われました。
IWATEチーム頑張る
試合は4ゲームマッチ、3ゲームオールはタイブレーク7ポイント先取で行われました。
岩手からの参加選手は以下のとおりです。
まず最初に予選リーグ戦が行われました。岩手は予選Cグループで東京都Bには0-3、富山県Cには1-2、神戸市には2-1の成績で、Cグループ3位の成績で翌日の3位グループ決勝トーナメントに進みました。 決勝トーナメントでは一回戦で堺市に0-3で負けてしまいました。
予選リーグ、決勝トーナメントとも各ペア選手に頑張っていただきました。総評として善戦惜敗というところかと思います。テニスは西高、東低(雪国)ではないかと思います。
おわりに
お陰様でテニス岩手チームは試合で一生懸命プレーし成果を出して頂いたと思っております。
他県の選手と楽しく交流できました。そして無事に家路に着くことができ何よりでした。 これも偏に関係者の方々のご支援の賜物と深く感謝を申し上げます。
高齢者表彰(テニス)を受けて
加齢への挑戦
ふれあいD班 高橋則雄
この程、ねんりんピックとやま大会において図らずも、高齢者賞を頂きました。これまでお付き合いいただいたロングの皆さんそして柏倉さんはじめ同行の皆さんに厚く御礼申し上げます。一方で、私自身としては“嬉しい”とか“誇らしい”といった感情は全く湧かず複雑な心情です。
高齢者表彰(昨年、長寿祭)、最高齢者(英会話教室、全国)そして今回と、高齢という矢玉が否応なく降り注いできます。
テニスを始めて25年になりますが、元気な先輩の背中を見ながら年齢のことには触れることなく過ごしてまいりました。ここにきて、“ホドホドにしたら”という警告を受けたようなショックを感じました。ただ、最近読んだ精神科医の和田先生によると、“年を取ったら楽しいことを優先すること”だそうです。“[残存能力]を高めるにはこれが薬だ”と。こうした意味では、永年テニスを楽しみ、優先してきたことが奇しくも“残存”できた要因に合致するようです。
試合終了後。同行した皆さんと岩瀬運河(富山市)を船で渡りました。三という数字の付く川を渡るのはそう遠くはないでしょうが、それまでは楽しいテニスを続けたいと思っております。
どうかお付き合いくださいますようお願いいたします。
“命乗せ岩瀬運河を舟渡る”