第31回岩手県民長寿体育祭テニス交流大会

岩手県、(公財)いきいき岩手支援財団、(一財)岩手県老人クラブ連合会の主催、岩手県ロングテニスクラブの主管により、令和元年9月7日岩手県営運動公園テニスコートで第31回岩手県民長寿体育祭テニス交流大会が開催されました。全体で36組72名(男子23組46名、女子13組26名)の参加で開催されました。年齢は女子55歳、男子60歳から80歳代までそれぞれ年齢別に分かれてトーナメントあるいはリーグ戦により開催されました。結果は表のとおりです。

 尚、男子A(70歳以上)1位 神初見・古川仁士ペア、B(60歳以上)1位 北村慶一郎・佐々木芳春ペア、女子A(55歳以上)1位 酒井裕子・小田島洋子ペアの6名は来年の岐阜県で開催されるねんりんピック岐阜2020に参加する資格を得ました。

 

☆参加者の声

いやー、疲れました!?

 

(第31回岩手県民長寿体育祭テニス交流大会に出場して)

 神 初見(盛岡地区 松園A班)

 

 男子Aは3チームによるリーグ戦、2試合だけでしたが、こんなに緊張し「痺れた」試合は久しぶりのことでした。今年の年明け早々にテニス仲間の新年会で「奥さんも昨年の富山ねんりんピックに出場したのだから、今年は私とトライしましょうよ。」と、今回ペアを組んでもらった古川仁士さんを口説き落とし、さらに自分自身にプレッシャーを課すかのように酒豪の酒井裕子さん・小田島洋子さんを「一緒に岐阜で美味しいお酒を飲もうよ」と、誘い込みました。そんなこんなで試合当日を迎えたわけですが、1週間前に前哨戦で挑んだ滝沢市オープン大会ではお互い嚙み合わず予選リーグ3戦全敗。しかも二人とも膝に爆弾を抱えており、胸中は「不安でいっぱい」でした。初戦の相手は老練な菅原新作さん・西村明さんのペア。開始早々西村さんの強烈なフォアハンドでサイドを抜かれ、私のレシーブミスでゲームを奪われ多難なスタートとなりましたが、2ゲーム目は私のサーブが不思議と入り、それ以降も古川さんの豪快なリターンショットやサービスエースが次々と決まり、気が付けば6ゲームを連取し勝利。2試合目はともにフォアハンドが強力な鈴木民哉さん・大田良華さんのペア。私同様、古川さんもかなり緊張していたと思いますが、それに伴う「痺れ感」が体から無駄な力を取り除き『暴発』を防いだ形となりました。私はできるだけストローク・ボレーを深くプレースし、古川さんのパワーショットでのポイント奪取を心がけました。結局1ゲーム目に鈴木さんのサービスをブレークしたことでゲームの流れが私たちに味方し、一気に6ゲーム連取。スコアだけを見れば2試合とも圧勝のように見えますが、心臓バクバク、汗ダクダクの近年になく疲労感タップリの試合でした。ともあれ、女子Aで優勝した酒井裕子さん・小田島洋子さん、そして男子B優勝の北村慶一郎さん・佐々木芳春さんと供に来年の岐阜大会への推薦候補となりました。いまさら技量向上は難しいので、大好きなお酒を幾分セーブしながら体調管理に努めたいと思っています。(追伸。目標は「参加することに意義がある」です。)